−コンクール 2−
 
場当たりの時なんだかすごーくうまそうに見えた子が
本番ではそうでもなかったり、頭飾り(ティアラとか)が
どはでに見えたりチェック点はいろいろ。
なかでも特に衣装は見ている母親たちにさまざまな
思いをかきたてさせる。
ビーズ・スパンコール・ラインストーン・レースに刺繍
染めて、ぼかして・・・・・シンプル志向のひとからしたら
あまりにもこれでもかこれでもかーの世界。
デコラティブなものが好きな人が集まる世界といえそう。
のちに私もこどもAのチュチュをつくったりするようになってしまう萌芽は
このときめばえたに違いない。
 
小さい子たちが大人顔まけのテクニックを駆使して踊るわ踊るわの
コンクール。いろんな弊害もないとはいえないけど
一曲しあげるたいへんさは本人たちがよく知っている。
そして全精力をつかいはたした状態でむかえる結果発表。 
そのときのどきどき感は母世代にはたえて久しい感覚。
番号が読み上げられるたびにあっちこっちで歓声があがる。
悲鳴もあがる。
 
消耗しきって帰った親子はその後毎年
目黒で桜の花を見ることになるとは知る由もなかった。
(なぁーんて)
1999年の年賀状はその時の写真をつかったもの。
親ばかといわないで。
思い出深いフロリナ王女だったから。
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