毎年、夏から秋にかけて舞台のお誘いをよく受ける。
夏休みで、発表会や公演の時期の多くがその時期に設定されるからだろう。
舞台が近くなると (教室のカラーにもよるが)親子共々、無茶苦茶に忙しくなる。
週に1、2回くらいのレッスンを受けていた小さい子たちもお稽古場に日参、缶詰状態。
ながーい待ち時間にちょっぴりの出番。あちこちに溢れる衣装と小道具。
私はその時期を『狂躁の日々』とでも呼びたい。
全てが本番に向かって一直線。他のことはぜーんぶ後回しになる。
がっこが休みじゃなきゃ、やってられませんわー。
ひとりっこならともかく、兄弟だっているし、バレエやってる子のパパは寛大な方でなくては。
関わった年数が長くなればなるほど、『狂躁の日々』の色合いは濃くなり期間も延長される。
各方面へのPR、衣装作り、ゲストの接待、あれやこれや。
とてもじゃないけど、わが子のバックステージの写真なんぞは撮れない。
ゲネや本番になるとそれが最高潮ですわ。
わが子の先生、ゲストのみならず、舞台の監督・音響・裏方の各人を、それはそれは大事にされ
(それは悪いことじゃないけど)差し入れを父兄の手作りと限定されていて、そのお達しが
前日に連絡網でまわってくるのだった。
例えば
「梅干たね抜きおにぎり5個」「なんにも入れないおにぎり3個」「鶏のからあげお願いします」
とかいう風に。
毎年、毎年よくやったもんだわ。
舞台に足を運んで、見知った顔に挨拶を交わすとき、きちんとメイクされたその顔が
疲労の色濃いことをバレエ仲間は知っている。
お疲れさまでした。
(メイクして招待した友人・知人に顔を出せたら良い方。
同じママどうしなのに、楽屋を髪振り乱して走り廻ってる
当然わが子の舞台は見られない)